2019年度 一般社団法人 那賀青年会議所

理事長所信

軌跡

基本理念

明るい豊かな地域の未来に軌跡を残そう

基本方針

脚下を見つめ直し、自らを変革させよう
次代の担い手としての誇りを持とう

事業計画

1.培われた絆でさらなる組織力の強化
2.自己成長へとつなげる意識の醸成
3.メンバー全員が主役の設立50周年記念事業・記念式典の実施
4.地域で一番輝く和歌山ブロック大会の実施

2019年度一般社団法人 那賀青年会議所 理事長所信

理事長  大西 淳太

はじめに

 1949年に日本で初のLOMとして志高く東京青年会議所が誕生し、翌年にはJCI・国際青年会議所より日本青年会議所が承認されました。 「新日本の再建は我々青年の仕事である」と志高く地域を想う精神は、日本国内のどの組織よりも国際的に活躍し、青年会議所が率先して地域造りを先駆けた歴史があります。 そして、1969年、18名の先輩方が発起人として、那賀青年会議所は国内420番目のLOMとして設立され、より明るい豊かな紀の川地域の実現に向けて率先して活躍する組織となり、本年で設立50年を迎えます。

那賀青年会議所 設立趣意書
 紀州は紀の川の清流、那賀地方に位置する我々の郷土は、西国第三番粉河寺及び根来寺など全国的に有名なる門前町として発展してきました。
 この郷土に育つ我々青年は尚一層の努力のもと、希望をもって伸びゆくことでありましょう。又、果実の産地として、紀州みかんや安楽川の桃等は今更言うまでもなく、 伝統的な代表産物として誇って居ります。このことを思います時に当地域の無限の発展を望むのは当然であります。 「地域社会をよりよき福祉社会に」「より明るい豊かな社会」にするために、我々の若き力をもって貢献したいものです。 今や世界平和を念願する我々にとって、祖国日本の将来に対しての福祉国家の建設は重大なる使命と考えられます。
 この地に青年会議所を設立してこの精神である修練・奉仕・友情をもってお互いに信じあう青年経済人及び地域開発のパイオニアの集いにしたいと考えます。
 よって青年の進むべき行動目標を常に誤ることなく世界組織の一員となって 全国更に世界の若き力と交流を図り、地域社会開発の為に貢献することを期するものであります。

1969年4月

 半世紀の間、地域に対する情熱と絶え間ない努力により、様々な運動発信を通して那賀青年会議所を牽引されてきた先輩方と、 何事にも切磋琢磨しご協力いただきました各種団体や行政、及び地域の方々に深く感謝申し上げるとともに、改めて半世紀の歴史を振り返り、青年会議所の組織力と、 図り知ることができない志の高さに敬意を表します。
 また、設立当初の志は、現在においても明るい豊かな紀の川地域を実現に向けて必要不可欠な精神であり、半世紀を迎えた現在だからこそ、 どのような主旨でこの地域に青年会議所が誕生したのかを、今一度心に刻み込んで日々のJAYCEEに邁進する必要があると考え設立趣意書を載せさせていただきました。

地域に住まう責任

 絆とは、一説に、人と人との結びつきや支え合いができる人間関係を意味し、那賀青年会議所が長年にわたり、JAYCEEを通して培った最も誇れる魅力の一つでもあります。 人が出会えば会話は生まれ、お互いを理解し、深く気持ちが通じ合うことで、何物にも代えることのできない大きな力を作り出すことができると思います。  私達はこの地域に足をつけ、今の時代を生きる日本国の青年経済人です。時代に沿って20歳から40歳までの青年が、利他の精神で切磋琢磨しながら地域を明るく牽引してきた事例は数多く、 現在私たちが安心して住み暮らすことができる社会を築いてくださったのは、紛れもなく、多くの先輩方のお蔭であることは間違いありません。 終戦後の日本は、瞬く間に世界の先進国と肩を並べるまでに経済成長を遂げ、社会全体が豊かになりました。 また、平成の時代に入ってからも平和で治安が良く、生活の利便性はさらに向上されましたが、バブル経済の崩壊後より不景気の波が押し寄せ、戦 後右肩上がりに成長してきたGDPの総額は世界的に見れば大きいですが横這いで、現在の成長率は多国と比べると約3倍から5倍引き離されています。 健康で長寿な国ですが、少子化と高齢化が同時に進み、地方から若者を中心とする人口流出や、さまざまな地域格差とともに、人と人との繋がりは希薄化し、それらの波が、 日本国内全域で影響を及ぼしていると言っても過言ではありません。今、私たちの住まう地域においても様々な諸問題が取り巻いていますが、他人任せでは何も解決できません。 紛れもなく私たち自身が、今を生きる青年経済人として使命と責任をもって行動しなければ、今以上に明るい豊かな社会を後世に伝えることはできません。

自己成長

 一部の人やコミュニティーだけが成長し、地域をリードするだけでは、明るい豊かな社会の実現はとても困難だと思います。 また、個人の成長が止まれば組織の成長も、社会の成長どころか、地域の発展も望めないでしょう。JAYCEEは、だれもが平等に与えられた時間の中において、 社会奉仕という手法を用いて自己修練し、友情を育むことができる組織です。特に、組織としての全ての職務が単年度制であり、 40歳になると卒業するという特殊なシステムは、青年期において最も効果的に個々が成長を遂げる機会を提供してくれます。 50年間の歴史の中で、地域から求められるものは時代に沿って変わっても、明るい豊かな社会の実現に向けたベクトルは信念として変わらず、 現在も私たちは模索しながら那賀青年会議所として考える青年会議所運動を地域に発信し続けています。地域にとってより有用な発信を行うことは当然ですが、 できることだけを行うのではなく、何事にも常に一歩前に出て努力することで様々な出会いや経験が積み重ねられ、それぞれが自己成長を遂げることができます。 メンバー自身もこの地域に住み暮らしていることは言うまでもなく、青年会議所に求めるものがあって当然です。 しかし、私たちは、そのどちらの立場にも立って自己成長を続けながらリーダシップを発揮する必要があります。今私たちは、自らの選択において青年会議所に所属しています。 増してや、設立当初より遥かに良い条件のもとで活動しています。だからこそ、この又と無い機会に出会えている私たちは、お互いを信じあい、今まで築き上げられてきた絆を武器に、 地域を愛する青年経済人として自覚と責任を持ち、より一層の自己成長を遂げましょう。
 今日まで那賀青年会議所では地域に有用な事業を発信してきました。それは勿論、明るい豊かな社会の実現に向けた私たちが考える手法であることに変わりはありません。 特に本年度は設立50周年を迎え、改めて地域の発展に注目した想いを発信できる一年です。
 また、本年度はJCI KOREA 済州との姉妹締結40年目を迎える歴史的な年でもあり、国境を越えて、お互いの歴史や文化を肌で感じ、 よりグローバルな視野を養うことで自分たちの地域の魅力の再発見と、より良い民間外交構築に向けた新たな一歩を踏み出す年でもあります。 さらに、和歌山ブロック大会主幹LOMとしてJAYCEEの魅力を各地会員会議所とともに強く発信することができる年でもあり、那賀青年会議所メンバー全員が 飛躍的に自己成長を遂げることができる又とない絶好の機会であると私は考えます。

課題と計画

 那賀青年会議所では、半世紀を迎えた今、培われてきたメンバー同士の絆を活かし、お互いを支え合う精神をもって、新たな時代へとスタートを切らなければなりません。
 まずは、これから先も地域をリードする組織であるために、改めて50年の歴史を振り返り、メンバー全員が一丸となってJAYCEEにしかできない運動発信で、明るい豊かな将来を創造しましょう。 そして、JAYCEEの魅力を広く地域に伝播するために、各地会員会議所との繋がりをさらに深め、和歌山ブロック大会を主管しましょう。 さらに、さまざまなJAYCEEを学ぶために、各種大会への積極的な参加を通して、各地の魅力を肌で感じ、那賀地域へ活かしましょう。 また、那賀青年会議所の発信力を強めるために、各種事業を通してさらに深くJAYCEEを学び、メンバー自身が素晴らしい人材へと成長することで、会員拡大へ繋げ、より大きな絆を構築しましょう。
 より良い事業を開催し続けて行くためには、幅広い根拠と綿密な計画を用いてメンバーが一丸となって運動発信を行い、さらに問題点や反省点を深く検証し、 正確に詳しく引き継ぐ必要があります。多くの先輩方が、私たちに何不自由なく生活が営める社会を作り上げてくださった事と同じように、未来の明るい豊かな紀の川地域の実現に向けてメンバー全員で邁進しましょう。

軌跡を残す組織であるために

 この地域に青年会議所が誕生してから50年の時を重ねるうち、一時は100名を超えるメンバー数を誇った時代がありました。 私が入会を決めた年から見ても、メンバー数が減少傾向にあることは事実です。半世紀を迎えた今、取り組まなければならない課題はたくさんあります。 少ないメンバーで課題を熟すことは大変かもしれません。しかし、メンバー全員が青年会議所のルールをよく理解し、行動する前からできない言い訳を並べるのではなく、 どうすれば与えられた課題を熟すことができるのかを考え、気概をもって行動することで、必ず那賀青年会議所は素晴らしい組織へと成長します。 一見、メンバー数が減少すると活動も縮小されると思われがちですが、今在籍しているメンバーが自分で器量の枠を決めず、お互いに思いやり行動することで培われた絆はさらに深まり、 那賀青年会議所の魅力は必ず地域に伝播されると確信します。
 多くの先輩方が明るく豊かな現代を私たちに創造し受け継いで下さったように、せっかく今の時代に生きる青年経済人であるのだから、JAYCEEを通して自ら学ぼうとする精神を向上させ、 メンバー全員で未来に素晴らしい軌跡を残しましょう。

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