スローガン

不易流行

基本理念

本質を忘れず、変化を重ねよう

基本方針

失敗を恐れない、挑戦する意識改革

持続可能性を高める会員拡大

地域社会との関係を築く事業の実施

事業計画

・時代に即した組織運営改善の実施

・地域のファンを増やす広報活動の実施

・多様性を包含した会員拡大の実施

・メンバーの資質・意識の向上

・設立55周年記念式典及び記念事業の実施

理事長所信

一般社団法人 那賀青年会議所 第55代理事長 佐本 新弥

はじめに

1969年に那賀青年会議所が設立され、今年で55年目を迎えることになりました。節目の年にこのような機会をいただけたことに感謝し、これまで諸先輩方の紡いでこられた思いを振り返り、途絶えさせることなく次世代にバトンを渡せるよう、JCの理念である明るい豊かな社会の実現に向けて邁進していく所存です。

現在は設立当初と比べると社会情勢は大きく変化し、地域コミュニティの希薄化から地域住民の抱える問題は複合化しています。この問題を解決するためには、私たちの活動だけでは実現することは難しく、各行政及び各種団体と協力し、企業や地域住民の理解と共感を得てはじめて地域課題の解決に取り組むことができるでしょう。私たちは自分たちの活動が本当に地域のためになっているかを常に考え、固定観念にとらわれず、地域に必要な組織であり続けるよう積極的に変化を取り入れなければなりません。

組織運営

昨今、全国的に青年会議所の会員数は減少傾向にありますが、退会者数を除き入会者数と卒業者数を比較すると微増加傾向に変わります。日本青年会議所によっておこなわれたアンケートによると、JC活動に自己犠牲を感じているメンバーは80%を超えるという結果がでています。人は最低限の余裕がないと自己を犠牲にし、ストレスを溜め込みます。その様な状態では良い事業はおこなわれませんし、仮におこなわれたとしても、JC活動そのものが嫌になるでしょう。それは、プライベートにも影響し、私たちの基盤を揺るがしかねません。

私たちの活動は家族や仕事によって支えられており、身近な人たちの理解と協力は私たちには必要不可欠なものです。基盤をしっかりと持つことで私たちは真摯に地域と向き合い、全力で青年会議所運動をおこなうことができます。そのためには、メンバー一人ひとりが、青年会議所活動に参加しやすい組織運営の見直しをおこなう必要があります。

まずは、それぞれのライフスタイルを尊重し、自分の都合や価値観を他人に押し付けるのではなく、積極的な姿勢や責任を持ちつつも、互いを思いやることで、誰もが気持ちよく活動できる環境を整えます。そして、私たち一人ひとりが力を発揮し、義務感ではなく、自発的に活動をする様になれば、その姿は身近な人だけでなく、地域の人の目にも魅力的に感じられることでしょう。誰も犠牲にならない、周囲にも迷惑をかけない、効率の良い時代に沿った組織運営を目指します。

JCファンを増やす広報活動

那賀青年会議所は、過去には会員数が100名以上おり、ギネス記録への挑戦や、祭りの立上げなどJCを知らない人が見ても面白く、規模の大きな事業を行なっていました。しかし、その事業を行なったのが那賀青年会議所であることを知る人は多くないでしょう。かく言う私も、JCが関係していると知ったのは入会した後でした。

一昔前であれば仕方のないことですが、現在では個人レベルでの情報発信ができる時代です。那賀青年会議所でもSNSを用いた情報発信をおこなっておりますが、私たちの活動に対する認知と共感を十分に得ることはできておりません。本当に地域のために活動するためには地域の方々の青年会議所というブランドに対する認知度の向上は必須だと考えます。より広く認知されることは、ある程度の信頼を得ると同時に、私たちの活動の影響が広がるということです。地域とのつながりを深め、いつの日か地域住民から事業のリクエストをもらえるような、JCファンを増やす広報活動をおこないます。

多様性のある会員拡大

JCの理念である明るい豊かな社会は、輝く個性が調和する持続可能な社会と定義されます。輝く個性の調和とは多様性が包含されているということです。私たちは一人ひとりが、性別、年齢、経験、価値観、意見、信念など多くの多様性を持っています。様々な人たちが集まれば、それだけ多角的に物事を捉えることができ、異なる能力を掛け合わせることは組織の活性化につながるでしょう。

生産年齢人口が減少している今だからこそ、これからは今まで目を向けていなかった層にも目を向け、多様性のある会員拡大に取組んでいく必要があります。入会対象者を中心に、ボランティアや賛助会員、ファンになってくれる地域住民の方々、私たちの理念に共感して活動を共にする人財の発掘を目指します。そして、新たなつながりから生まれる、小さなフレンドシップを大切にし、地域に必要な組織としての持続可能性を高めることにつなげます。

基本理念の共有

那賀青年会議所は会員数が多くなく、在籍年数の短期化も相まって、入会3年未満のメンバーが理事になることが多々あります。JC活動をおこなうなかでも役職を受けることは、大切な成長の機会ですが、活動の意味や基本理念の共有ができていないと本質を捉えられず、その経験を活かすことができません。そして、自分たちが十分に理解をしていなければ正しく地域に発信することは難しいでしょう。本年度はメンター制度の導入なども視野に入れつつ、多くのメンバーに全国大会など、各種大会への参加を積極的に促し、JC全体に対する理解を深めてもらいます。新入会員や入会対象者に対して、自分たちの基本理念を正しく伝えることができるように、メンバー全員で意識共有を目指します

結びに

本年度は、不易流行をスローガンにかかげ、JCの本質を忘れずに、少しずつ、しかし積極的に新しい取り組みをおこないます。従来のやり方を変え、新しい手法を取り入れることには不安や抵抗感が生まれるでしょう。しかし、その時こそが大きな自己成長につながり、意識が変わる時だと思います。失敗を恐れず様々なことに挑戦し続けましょう。むしろ、失敗を楽しみましょう。そこで生まれた経験は自分だけでなく、周りにも還元され、プライベートのみならず、これからも続く那賀青年会議所の運動と、それに続く地域の発展にも寄与することと確信します。

まぁ、やってみよらよ。